押さえておきたい過払い金請求する時のデメリットについて

押さえておきたい過払い金請求する時のデメリットについて

過払い金請求は過払い金が戻ってくるメリットがあります。

しかし、一方でデメリットがあることも理解しておいた方が良いでしょう。 例えば、返済中の過払い金請求ですとブラックリストに載ってしまう、自力での請求ですと時間や手間が必要になる、また取り戻せるお金が少なくなるなど、注意しなければいけないところもいくつかあります。

デメリットも理解した上で、トータルに判断することが大切ですので、どのような注意事項もあるのか確認しておきましょう。

完済していれば過払い金請求を行ってもデメリットはない

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同じ業者に対する過払い金請求は一度きりしかできません。 このため可能な限りデメリットが生じにくいタイミングで請求を行う必要があります。デメリットが生じやすい具体的なタイミングとして挙げられるのは、返済途中での請求です。

完済前に過払い金請求を行うと、その時点で一時的にではありますがブラックリストに情報が登録されてしまいます。

ブラックリストとは信用情報機関に事故情報が登録されている状態のことを指します。過払い金を請求した貸金業者のみならず、他社のクレジットカードの作成やローンの申し込みも不可能になるなど、ブラックリスト掲載期間中に発生するデメリットは軽視できません。 ただし、過払い金で残債を相殺しきれれば、すぐに情報は削除されます。

問題なのは過払い金で完済できない場合です。 返済が残っているにもかかわらず過払い金請求を行うと、登録された事故情報が削除されることなくそのまま残ってしまいますので注意してください。

完済後であればブラックリストに載るリスクはないため、こうしたデメリットは発生しません。 過払い金請求を行う際には完済後、もしくは返還金額で完済となる場合に行うのがベストと言えるでしょう。

返済中の過払い金請求はデメリットがあるので注意!

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ブラックリストに載ってしまう場合がある

借金を完済した状態で過払い金請求を行った場合、それほど大きな問題はなく過払い金を受け取ることができます。

一方、借金を返済中に過払い金請求を行う場合にはいくつか注意すべき点があります。借金返済中に請求を行い、返還された過払い金で借金を完済できれば問題ありません。しかし、返還された過払い金を返済に充てても借金が完済できないと『ブラックリスト』に載ってしまいます。 信用情報を元にクレジットカード発行・ローン・借入の審査が行われます。

ブラックリストに載ってしまうとほとんどの賃金業者からクレジットカードの発行・ローン・新たな借入ができなくなってしまいます。 ただし、ブラックリストは5年程度の一定期間が経てば削除されます。 その後はクレジットカードの発行などを再び利用することが可能です。 ブラックリストに登録される可能性があるので、デメリットは存在しますが返還された過払い金で借金残高を減らせることは非常に大きなメリットです。

ブラックリストは一定期間だけのデメリットなので、返済期間を短くできるメリットを考えれば過払い金請求は借金返済において非常に有効な手段と言えます。

賃金業者から新規借入が出来なくなる

過払い金請求をした場合、請求した賃金業者から新たな借入ができなくなる点にも注意が必要です。 これは借金を完済している・返還された過払い金で借金を完済した・過払い金を返済に充てても完済できなかったなど全ての場合において起こる問題です。

借金を完済した場合は請求先の賃金業者は利用できませんが、その他の賃金業者は問題なく使用できます。 先程述べたようにブラックリストに載った場合は請求先の賃金業者だけではなくその他全ての賃金業者が利用できません。

また、請求先の賃金業者のクレジットカードも利用できなくなります。 キャッシング枠だけではなくショッピング枠やETCも同様です。 請求先がグループ会社である場合は同じグループ会社のクレジットカードも利用できなくなります。 それらのクレジットカードを利用して自動引き落としを契約している人は変更手続きを行う必要があります。

過払い請求を自分でする時のデメリットとは

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時間と手間がかかる

過払い金請求を自分ですることのデメリットの一つは、時間や手間がとてもかかってしまうことです。 弁護士や司法書士に依頼する場合、必要な書類や交渉も全て行ってもらえますが、自分で行う場合は取引履歴を取り寄せ、過払い金を計算し、さらに必要な書類を揃え、賃金業者と交渉しと、全てのことを行わなければいけません。

もし賃金業者との交渉で納得いかない結果になってしまった場合、裁判に発展することもあります。 そうすると、さらに裁判所へ訴状を作成し、法廷に出廷したりと、非常に多くの労力と時間が必要になってしまいます。

特に裁判所への訴状は法律の知識が必要になってきますので、書類一つ作成するだけでも時間がかかってしまうことが特徴です。

取り戻すことができる金額が低くなる可能性がある

過払い金請求を自分で行う場合の二つ目のデメリットとして、賃金業者との交渉で、取り戻すことができる金額が低くなってしまう可能性があることです。

賃金業者はその道の専門家でもありますから、交渉力や経験値の面で個人より一枚も二枚も上手です。 過払い金の全てを返還すると快諾してくれる賃金業者はほとんどおらず、どれだけ少ない過払い金にできるか巧みに和解をもちかけてきます。 弁護士や司法書士が交渉した場合満額が返ってきたのに、個人が交渉すると5~6割しか返ってこなかった事例もざらにあるほどです。

また、賃金業者の巧妙な手口として有名な「ゼロ和解」というものがあります。 借金をゼロにするので過払い金もゼロにしろともちかけることで、支払ってもらえるはずの過払い金を全く返してもらえなくなったということにつながりますので、注意が必要です。

家族に借金をしていたことが知られる可能性がある

過払い金請求を自分で行うことの三つ目のデメリットに、家族に借金の事実が知られてしまうことがあります。 過払い金請求というものは、全てのやりとりが書類で行われるため、その書類がどこに届くかというのが問題になってきます。

もし司法書士や弁護士に過払い金請求を依頼した場合、全ての書類は法律事務所に届くため、依頼人の借金の事実を誰かに知られることはありません。 ですが、自分で過払い金請求を行った場合、書類は自宅に届いてしまいますので、これが結果として家族に知られることになってしまいます。

また、訴訟に発展した場合など、裁判所からさらに書類が届きますので、ここまでくると家族に知られずに手続きを行うということがほとんど不可能になってしまいます。

返済中の場合は返済や督促が止まらない

過払い金請求を自分で行うことの四つ目のデメリットに、賃金業者からの取り立てや返済を止めることができないことがあります。 特に返済が滞っている方にとっては、とても困った問題です。

もし、弁護士や司法書士に過払い金請求を依頼した場合、受任通知という書類を発行してもらい賃金業者に届けられます。 この受任通知とは、法律の専門家が依頼人から過払い金請求の手続きを受任したと確認する通知で、これが賃金業者に届いた時点で取り立てや返済がストップすることになります。

この通知には法的な力がありますので、賃金業者は必ず従わなければいけません。 ですが、個人にはこの受任通知を発行することはできませんので、過払い金請求を行ってもさらに返済は続けていくことになります。

過払い請求を専門家に依頼する際のデメリット

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過払い金請求を専門家の弁護士や司法書士に依頼した場合のデメリットは、費用が掛かることです。 自分で過払い金請求を行う場合は様々な問題がありますが、基本的に費用はかかりません。

弁護士に依頼すると、過払い金請求に着手した場合の着手金として1社につき4万前後かかり、事務所によって異なりますが着手金がない場合は基本報酬が4万円前後かかります。 そして、金額が大きくなるのが成功報酬で、過払い金を回収してその回収した金額の20~30%は相場です。

テレビなどで費用は掛からないなどとコマーシャルをよく見かけますが、回収した金額から費用を捻出している訳で費用が掛からないという意味ではないようです。 中には過払い金の返還はできたが、弁護士の報酬などでほとんど手元には残らないケースもあるようです。 そして注意しななければならないのは、弁護士と司法書士のどちらに依頼したほうが費用が掛からないのかです。

単純に考えると司法書士の方が費用を安く抑えられます。ただし司法書士の場合は委託できる業務に制限があります。 司法書士がかけえる案件は紛争の目的額が140万円以下と決まっており、司法書士では交渉や訴訟の代理はできません。

ただし、認定司法書士に限り140万以下の場合は交渉や訴訟の代理人になることも可能になります。 依頼する段階で色々なケースを考えデメリットを把握しておくことが重要になります。

デメリットを考えてトータルで過払い金請求をすることが大切

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ブラックリストに載っても過払い金請求をした方が良い場合もある

過払い金請求をするとブラックリストに載ってしまうのではないかと考えて、躊躇する人も少なくありません。 しかしたとえそうなったとしても、過払い金請求には非常に大きなメリットがあります。またブラックリストの情報も永遠に消えないわけではありません。

借金がすでに完済しているのであれば、過払い金請求によってデメリットは発生しません。 かつては過払い金請求するだけでブラックリストに載るという時期もありましたが、2010年以降は改められました。

返済が続いている状態で過払い金請求をして、戻ってきたお金で借金を完済出来れば、ブラックリストに登録されることはなく、その後に住宅ローンを組んだり新規にクレジットカードを作る事が出来ます。 しかし、戻ってきたお過払い金で借金が返し切れず、残金が発生した場合は「任意整理」となり、いわゆるブラックリストに登録されてしまいす。 こうなると住宅ローンやクレジットカードの審査に通るのは難しくなるでしょう。

しかし、膨大な借金の返済に困っているのであれば、ブラックリストに載ってしまったとしても、過払い金請求を行い借金の総額を減らして支払いを楽にするのも重要です。 借金を圧縮できれば返済期間も短くなり、遅延損害金が発生しているケースでもカットしてもらえます。 完済してしまえば5年ほどで他の金融会社を利用して再び借り入れを行えるようになるでしょう。

請求した賃金業者以外から借入はできる

過払い金請求のデメリットとして、請求先の貸金業者からは新たに借入ができなくなるということが挙げられます。 これは貸金業者によって対応が区々で、過払い金請求をしても新規借入ができる業者もあります。 ですが、過払い金請求後は新規の借入はできなくなるという業者が一般的です。

では過払い金請求をするとどの貸金業者からも借入ができなくなるのかと言うと、そうではありません。 過払い金請求をしても、ブラックリストに載っていなければ請求した貸金業者以外からは新規借入ができます。 ですから、請求先の貸金業者から借入ができなくなることを気にする必要はあまりありません。

過払い金請求のやり方は費用だけでなくトータルで考える

過払い金請求を行うには、自分で進める方法と弁護士や司法書士に依頼する方法の2通りがあります。

自分で行うメリットは弁護士などに支払う費用が発生しない事です。しかし、デメリットもあります。 最も大きな問題は、実際にお金が戻ってくるまでの長い期間にわたって、様々な手続きや作業を正確にこなさなければならない事です。

金融業者のほうも過払い金請求が多くなっているため、経営状態が圧迫されている事情もあり、なかなかすんなりとは支払ってくれない現状があります。 いってみれば海千山千の業者を相手に一人で戦う必要があるためストレスもかかり、足元を見られ少ない金額を提示されることもあります。

金融機関や裁判所との連絡は自宅に届く封書や電話などで行われるため、同居の家族がいる場合は、間違いなくバレてしまうと考えた方が良いでしょう。 また弁護士など専門家であれば、過払い金請求を起こしたら返済や督促をストップさせることが出来ますが、個人で行う場合はそれが出来ないというデメリットもあります。

web上には自分で過払い金請求を行う方法もたくさん載っていますが、費用面だけではなくこうしたデメリットも踏まえトータルで考える必要があるでしょう。

まとめ

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過払い金請求を行う際は、自分が被る可能性のあるデメリットについて知っておくことが大切です。 基本的に完済した借金の過払い金請求にデメリットはありません。 対して返済中の過払い金請求はブラックリストに載ってしまう可能性があることを知っておきましょう。

過払い金請求の手段に関してもデメリットが存在します。 自分で請求する場合は時間と手間が取られます。 対して専門家に依頼すれば時間と手間は省くことができますが、その分費用がかかることに注意が必要です。

デメリットを認識すれば、おのずと取るべき行動が見えてくるはずです。 お金の額やデメリットだけに注目するのではなく、トータルで考えて自分に合ったやりかたを探していきましょう。

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